令和6年7月1日より開始。
受診券お持ちの20歳以上の女性港区民
問診、子宮頚部の視診・内診・細胞診です。
細胞診は、子宮頚部(子宮の入り口)から採取した細胞の形を顕微鏡で調べます。
がん細胞や異形成の細胞は、健康な細胞と形が違うため「がん」と「前がん病変」を
発見することができます。HPV検査は、子宮頚部の細胞へのHPV感染の状態を調べるための検査です。
細胞採取の際、若干出血を伴う場合がありますが、ほとんどの場合一過性のため、怖がることはありません。
2週間後にご来院いただき、結果説明いたします。
過去3年以内に受診歴のある人、20・25・30・35歳及び40歳以上の該当者には港区から個別に送付されます。
所属課室:みなと保健所健康推進課健康づくり係
電話番号:03-6400-0083
それ以外の人は保健所に申込みが必要です。受診券は6月下旬に送付される予定です。
子宮頸がんは、主に性交渉によって感染するHPVの持続感染(慢性的にウイルスに感染してしまう状態)
によって起こります。HPVは約80%の女性が一度は感染するありふれたウイルスです。
そのほとんどが自然に消滅しますが、一部の人で感染が持続し、「前がん病変(がんになる前の異常な細胞)」
となり、その一部ががんに進行する可能性があります。
1年に1度の検診を勧めております。適切な感覚で受診することにより、
前がん病変や早期がんを見つけることが出来ます。
この段階であれば、手術後の妊娠や出産も可能な、小さな範囲の簡単な手術で完治することもあります。
コルポスコープ下組織診や細胞診、HPV検査などの精密検査などの精密検査を受診してください。